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真昼の月

僕の記憶
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  • 05/18/21:30

ソルヴェイグの歌

ノルウェーの作曲家グリークの代表作
劇付随音楽「ペールギュント」が、ちょっとお気に入り。


イプセンの戯曲「ペールギュント」のために
作曲されたものなのだけれど、
中でも、「ソルヴェイグの歌」が好きでよく聴いている。




(ペールギュントあらすじ)
主人公ペールはひどい道楽者で、純情な恋人ソルヴェイグが
いるにもかかわらず、ソルヴェイグに結婚の約束をしたまま、
昔の恋人が結婚すると知ると、結婚式の場から彼女をつれさり、
逃げてしまう。
しかし、結局、その昔の恋人にも飽きたら捨て、その後も
あちこちで女道楽を繰り返し、財産も使い果たし、
無一文になって故郷に帰ってくる。
そこには、ソルヴェイグが年老い、盲目になってまでもペールの
約束を信じ一途に待っている。
ペールは彼女に許しを請い、ソルヴェイグの胸に抱かれて、
彼女の歌う子守唄を聴きながら永遠の眠りにつく。


「ソルヴェイグの歌」
冬が過ぎ、春も消える
春も過ぎ去り、夏も消え去るだろう
そしてまた、1年が過ぎてゆく
けれど、わたしは信じている
いつかあなたが帰ってくると
だからわたしは待っていよう
あなたと約束したように



ソルヴェイグの一途な愛に心打たれる
美しい歌なのだけれど。


ペールも、さんざんやりたい放題やって、
人生のいろんな浮き沈みを経験して
死ぬ間際になって、いちばん安らかな
場所を知るもの哀しい話なのだけど。


ペール、もう少し
はやく帰ってきてあげられなかったのかな・・・
やっと、ずっと待っていた人が
帰ってきたのに、会えたときには
死んでしまうなんて、残されたソルヴェイグの
気持ちを考えると・・・
 

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